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そよ風通信

第16回 「人気の職業は薬剤師?」

不況といわれているなかで、働きたいと思っている薬剤師は、今のところ職にあぶれることなく仕事に就くことができます。もちろん、高望みをしなければ、の話ですが・・・。

先日、親戚の小学校3年生の女の子が「将来は薬剤師になる!」と言っていました。
ちょっと驚きました。9歳の子が「薬剤師」という単語を知っているのにも驚きましたが、ちゃんと「お薬を作る人」と知っていました。
その母親の話では、成績のいい娘をもったお母さんたちは、娘を薬剤師にさせたがっているそうです。
これも医薬分業が進んで、今まで病院の中にいてあまり接することのなかった薬剤師が、調剤薬局で患者さんと話すようになり、身近になってきたという喜ばしいことなのでしょうか?

数年前までアメリカでは、薬剤師は信頼できる職業のナンバーワンだったそうです。
今は、消防士がトップになったという話を聞いたことがあります。ナンバーワンは譲りましたが、薬剤師は医師よりも信頼度が高いそうです。
日本でも薬剤師の知名度が上がってきたことは喜ばしいことですが、ただ単に、就職難でも仕事があるし、お給料もよさそうだから・・・という理由だけで薬剤師にしようとすると、あとで現実とのギャップに驚くかもしれません。

もうすぐ6年制の薬学教育がスタートします。薬学部の新設校も増えました。あと数年たつと薬剤師が過剰になる時期がやってくると思います。薬剤師が増えて質が落ちたと言われないためには、今、私たちが頑張らなければいけないのだと思います。
今の子供たちが大学受験をするときに、薬剤師は6年間大学に行く価値のある職業と思われるには、私たちの日頃の仕事ぶりと自らの研鑽にかかっているのだと思います。
それは、一朝一夕にできるものではなく、これから長い期間をかけて築き上げていくものなのでしょう。
毎日薬局の窓口で患者さまと話をしていると、こちらからアドバイスをするだけでなく、患者さまからいろいろと教えていただくこともたくさんあります。薬剤師としてのキャリアが何年あっても、毎日が勉強です。
本当の意味で、薬剤師が人気のある職業になり、アメリカのように信頼の厚い職業になるためには、私たち一人ひとりが向上心を持ち続けることが大切だと思います。(M)